決勝戦、現王者の高橋仁に挑んだのは進境著しい渡辺元樹。
少し雲がかかった決勝の舞台は、独特の高揚感の中で行われた。
先攻は渡辺元樹。
X-GAMES銀メダリストは7本の滑走全てに全力を注ぎ込んだ。
観客は大いに盛り上がりボルテージが高まる中、後攻に登場したディフェンディングチャンピオン高橋仁は
これまで隠していた牙を剥き、再びの戴冠を目指した。
両者ともに甲乙つけがたいパフォーマンスののち、観客が固唾を呑む中、
ジャッジの結果が発表される。
MC和田ポリスがひとりまたひとりとジャッジの結果を読み上げる。
3人目の結果が読み上げた時、歓声が上がった。
新王者誕生。
渡辺元樹がFMXの聖地モトパーク森で、GOBIG第11代王者に輝いた。
多くの方に来場いただき、大会は大きな満足とともにその幕をおろした…。
最終結果
渡辺元樹 4 ー 1 高橋仁